勇気を出して婚活をスタートしたものの、、、
「この人しかいない!」という方に出会うことってめったにありませんよね。
「この人は顔はいいけど年収が、、、」「優しいけど、身長が、、、」など多くの女性が完璧を求めてしまっているのではないでしょうか?
別に高望みをしているはずではない…。
年収1,000万円超えの高所得者を狙っているわけではないし、モデルのように背が高いイケメンを探しているのではない。
「私が探しているのはどこにでもいるような普通の男性なのに!」
そう思って活動してみても声を掛けてくれる男性は毎回毎回「普通」の基準さえクリアしてくれない…。
そのような女性の嘆きの声は決して珍しくありません。
でもちょっと待って!それって本当に高望みではないと断言できますか?普通の男性って本当に普通なんでしょうか?実はものすごくハイスペックだったりしませんか?
今回は、高望みをしている筈ではないのに婚活で行き詰っている女性向けに、彼女達の希望する「普通の男性」を検証してみようと思います。
もはや高望み?婚活中の女性が求める「普通の男性」のスペックとは
■高望みチェックリスト
年収・・・400万円以上
身長・・・170cm
学歴・・・大卒
このうち3つ以上を希望している女性はズバリ高望みです!!
今回は婚活女性が高確率で条件として掲げるであろう「勤務形態」「年収」「身長」「学歴」の4つの項目のみに絞って「普通の男性」のスペックを考えてみたいと思います。
ちなみに、男性の性格や金銭感覚、清潔感、コミュニケーション能力など人柄の面は主観が入りやすく数値化が難しいので、この場では省略させていただきます。
それでは、女性の希望と現実を比較していきたいと思います。
婚活女性が求める男性の勤務形態とは?
なんだかんだで女性は安定志向ですよね。
婚活女性の多くが求める条件とは、「公務員」、または「会社員(正社員)」です。
婚活女性が求める男性の年収とは?
明治安田生活福祉研究所が発表したデータによると、20代から30代の婚活女性の約7割が最低でも男性の年収を400万円以上と希望しています。
婚活女性が求める男性の身長は?
多くの女性が170cm以上の男性を希望しています。女性はやっぱりヒールの高い靴を履いても自分より背の高い男性を好む傾向にあります。
婚活女性が求める男性の学歴とは?
多くの女性は大卒の男性を好む傾向にあります。
なぜかというと、現代では女性の大学進学率が男性と大差なく、できれば自分と同じくらい、またはそれ以上の学歴を持っている男性の方がバランスが取れると考えているからです。
高望みの婚活かどうか見極めるために、「普通の男性」の割合を分析しよう
婚活女性の求める「普通の男性」のスペックを定義し終えたので、今度はそれらの割合を分析してこうと思います。
公務員または会社員である独身男性の割合は
独身男性の場合、公務員または会社員など正規雇用の割合が62.7%、約6割ですね。
ちなみに非正規雇用が17.9%、 自営やフリーランスが9.1%、無職においては10.3%というデータが残されています。
婚活市場で年収400万円以上の男性の割合は
Dodaの平均年収ランキング 最新版によると、20代が345万円、30代が442万円、40代が507万円というデータが残されているが、これには既婚男性のデータも当然反映されています。
独身男性限定にすると更に平均年収は下がり、結婚適齢期(20代後半から30代)で年収400万円以上を稼ぎ出す割合は約30%となっております。この時点でなかなかの狭き門ですよね。
身長170cm以上の20代から40代の男性の割合は
総務省の「学校保健統計調査」を基準にすると、170cm以上の割合は約58%。半数以上の男性が170cm以上という結果ですが、逆に4割以上が170cm未満というのも事実です。
最終学歴が大卒の割合は
大卒の男性の割合は約50%です。
文部科学省の学校基本調査によると、2012年で男性の大学進学率が56%、2019年も同じく56%という結果が残されています。中退する方を考慮に入れても50%以上が大卒で妥当だと考えられます。
婚活中の女性が求める「普通の男性」の割合は?
普通の男性は日本にどのくらいいるのかを考えてみましょう。先程のデータをまとめると、
年収400万円以上・・・約30%
身長170cm以上・・・・約58%
最終学歴が大卒・・・・約50%
これらの数値を全て掛け合わせてみると、普通という要素を持つ独身男性の割合が見えてきます。
0.627×0.3×0.58×0.5×100=5.4549
なんと5.4549%!
小数点以下を切り捨てると5%ですよ!
「普通の男性」の割合は約5%という結果が出てきました!
本当にレアですよね。100人中5人、すなわち20人中たった1人です!
しかも恐ろしいことに、今回の「普通の男性」はたったの4項目の条件でしか算出していないのです。
この状態で性格、金銭感覚、清潔感、コミュニケーション能力等を条件に組み込めばそのレアリティは更に向上すること間違いなし!むしろ「普通の男性」自体がこの世に存在するのかどうかも疑問です。
婚活中の女性が求める「普通の男性」がいかに高望みな存在なのか数字を見ればよくわかりますよね。
高望みと気付いた後の婚活女性の心掛けることは
年収や身長など一つひとつの条件は普通に見えても、それらを掛け合わせると全く普通ではないという結果が出てしまいました。
「普通の男性」は実は全く普通ではない…。それではこれからどうするべきでしょうか?
② 高望みを卒業し、男性に求める条件を緩くするか条件の数を減らす
言うまでもないですよね!この世に存在するのかどうかさえ怪しい男性像を追い続けても未来はありません。
結婚という1つの目標を達成したいのでしたら、婚活中の女性はやはり②を心掛けて活動していく必要があります。
極端かもしれませんが、条件を正規雇用だけに設定すれば62.7%まで可能性は上がっていくのです。
また、正規雇用と身長170cm以上という2つの条件を掛け合わせても36%という結果になり一気にハードルが高くなりますが、それでも3人に1人以上は実在するという結果を出しているのです。
<まとめ>現実を知り、高望みから卒業することが婚活成功への近道
結婚はギブ&テイクです。
これだけは譲れないという条件を明確にすること、そして年齢や容姿、職業など客観的に見て自分はどういう立ち位置なのか、どのようなことを男性側に貢献できるのか自己分析することが大切です。
自己分析をして現実を知り、高望みから卒業することが婚活成功への近道となってくれるのです。