相性などが合わなくなり離婚する人は多くいますが、バツイチになってから再婚を目指す人も少なくありません。
気になる異性がいれば、是非付き合いたいと思うことでしょう。
ですが、バツイチや離婚歴を伝え忘れた場合はどうすればいいのでしょう?
結婚相手の離婚歴を気にしない方はいますが、やはり気にする方も多いです。
付き合う前か?それとも、付き合った後でいいのか?
後で揉めないためにも、離婚歴をカミングアウトするタイミングを紹介します。
バツイチは話す必要があるの?
「バツイチは伝えなければいけないのか」気になる人も多いのではないでしょうか?離婚は過去の事ですし、結婚前に言えば問題ないと思うことでしょう。
ですが、バツイチということを伝えてないと後で問題になる可能性があります。場合によってはその問題によって、結婚間際で別れる可能性もあるのです。
将来の事を考えるのなら、互いに理解しあえるように早めに伝える方がいいでしょう。
バツイチを伝える理由
もし、バツイチということを伝えていないとどうなるのか?
人や状況によっては他にもありますが、いくつか紹介します。
信用してもらうため
もっともな理由に、バツイチを隠していることで信用できなくなる場合があります。
結婚を意識するのなら、将来互いに協力し合うためにも、信用と信頼が無ければいけません。ですが、バツイチという大きなことを隠していたことで、今後も何かあるごとに「隠し事がある」と思われてしまいます。
また、離婚歴を隠していることで初婚だと勝手に勘違いされ、バツイチを伝えることで「騙された」と思われてしまうこともあります。
理由が何であれ、バツイチを隠すことが相手の信用や信頼を裏切ることに繋がります。中には、隠していたことを許してくれる人もいますが、隠していたことが原因で破局するカップルもいます。
離婚理由によっては伝えにくい人もいると思いますが、重要な内容ですのでバツイチだという事実だけでも正しく伝えましょう。
現在の状況を知ってもらうため
バツイチを伝えれば、離婚によって生じる状況を共に乗り越えてくれるようになります。
例えば、慰謝料や教育費などを支払わなければならない状態のとき、一人だと生活や恋愛をしながら支払いも行わなければならず、大変な負担になってしまいます。ですが、相手に現在の状況を伝えれば、食事を作ったり支払いの一部を負担したりなど、辛い状況を支えてくれるようになります。たとえ支援が難しくても、「大丈夫?」と励ましてくれたり、デートや結婚を先延ばしたりなど、交際を調整してくれるかもしれません。
他にも、親権、離婚理由、元夫との関係、親族や家族の関係、資産など、後のトラブルを防ぐため、正確に相手に伝えておきましょう。
もちろん、そのような状況から破局するカップルもいます。ですが、共に乗り越えてくれることで、互いの絆がより深まるのではないでしょうか?
子供の事を理解をしてもらうため
もし子供がいるのなら、子供がいる生活を知ってもらわなければなりません。
食事の準備や送迎、教育費の準備など、子供の世話には様々なことをする必要があります。そのようなことをしながら同時に仕事と恋愛をこなすのは大変です。バツイチを秘密にしていても、いつかは破綻してバレてしまうことでしょう。
事前に子供がいることを伝えて、子供がいる事情を理解してもらう方がいいです。子供の送迎のために仕事やデートを早めに切り上げさせてもらったり、場合によっては送迎を変わってもらい、互いの中を進展する機会になるかもしれません。
また、理解してもらうと同時に慣れてもらう必要があります。自分の連れ子ということは相手にとって赤の他人です。将来結婚し家族になるのなら、いつまでも赤の他人のままではいられません。結婚してからでも遅くはないと思いますが、子供が懐かないなど、ぎこちない家庭環境になってしまう可能性があります。
そのようなことがないように、早い段階から子供と面会し、共に仲良くなってもらう事が大切です。
バツイチを伝えるのはいつがいい?
では、バツイチを伝えるのはいつがいいのでしょうか?
早い段階が望ましいですが、それぞれタイミングで考えてみましょう。
初対面で伝える
もっとも望ましいのが初対面の時です。早めに伝えることで事情を理解して、トラブルなくバツイチを受け入れてもらえます。特に子供がいる場合は、伝えることで何かと優遇してくれるかもしれません。
たとえ初対面で伝えてなくても、好意を持ち始めたら早めに伝えてください。そうすれば、相手は「どのように付き合っていけば」がわかりやすくなります。
ですが、プロフィールとして簡単にバツイチを伝えられる初対面の時が、もっとも気軽に伝えられておすすめといえるでしょう。
ただし、バツイチだと伝えることで恋愛対象から外される可能性もあります。特に子供がいる場合は、「異性」ではなく「子供の親」として見られてしまいますので、その後のアプローチはしっかり行ってください。
初デートで伝える
初デートの際でも、まだ気軽に話すことができます。互いにまだよく知らない仲ですので、バツイチだとしてもすんなり受け入れられます。
さらには、異性としてデートしていますので、伝えたからといって見方がそんなに変わる心配もありません。初デートが気に入れば、バツイチでも問題なく付き合っていけます。
ただし、互いによく知らない気軽な仲ですので、簡単に恋愛対象から外される可能性もあります。
何にしろ、初デートのアピールによって、今後の付き合い方も変わってくると思います。
何回かデートしたら伝える
バツイチだということを真剣に考え始めるのが、何回かデートした後の場合です。互いに惹かれ合っていますので簡単には別れ話にはなりませんが、将来の事を考えると別れた方がいいと考えるかもしれません。
ただし、まだ交際していませんので「騙された」という考えは持たれにくいですが、交際を先延ばしされたり、「惹かれ合う仲」から「気の合う友人」に見方が変わる場合もあります。
何回もデートに誘える仲なのですから、重く考えずに気軽に話してみましょう。
交際開始したら伝える
交際を一つの起点としてバツイチを伝える場合もあります。バツイチは重要な話ですので、交際をしたことで「信用して話してくれた」と思ってくれるかもしれません。なんであれ、交際を決意した仲ですのでバツイチだからといって気にする人は少ないです。
ただし、伝える機会があったのに交際してから伝えることから、「卑怯」「騙された」と思われてしまうこともあります。もちろん、多くの場合は交際した直後でも即破局です。
たとえそうでなくても、あまりいい仲にはならないと思います。というよりも、バツイチ程度で憤慨するような人なら、「結婚してもきっとダメ」と思った方がいいです。
これ以降は、「なんで話してくれなかった」と、どんどん問題が大きくなりますので、交際を開始したら最終伝達ラインと思った方がいいです。
離婚理由の伝え方
離婚理由は、可能ならば早めにカミングアウトした方がいいです。
遅ければ遅いだけ相手は離婚理由が気になり、問題になる可能性があります。逆の立場で考えれば、結婚を意識するのに離婚理由がわからないのは不安ではないでしょうか?
ですが、内容自体は詳しく話す必要はありません。離婚理由はDVやヒステリーなど、人によっては重い内容の場合もあります。そのような重い理由を、よく知らない相手から相談されてもどうすればいいかわかりません。
話すことで不安やトラウマを再発する可能性もありますので、質問されたら簡潔に答える程度で十分です。信頼の進展具合に合わせて少しずつ伝えていきましょう。
まとめ
気になる異性との関係が壊れてしまうのではと不安になり、自分がバツイチだと伝えにくいかもしれません。
ですが、伝えないままだと後で問題になります。カミングアウトし損ねたのなら早めに伝えたほうがいいです。
なんでしたら酒の席でも構わないでしょう。カミングアウトする為だけにデートプランを考えてみてはどうでしょうか?
バツイチだからと引け目にするのではなく、経験として使い、気になる相手を振り向かせましょう。