役割が多く、なかなか息抜きをする時間を確保することができないシングルマザー。
しかし、役割を1人で抱え続け、息抜きをしなければ限界を迎え、疲労やストレスが溜まってしまいます。結果として子供に負担がかかってしまうことも。
そこで今回は、シングルマザーが息抜きをする時の時間の確保方法や注意点について解説します。
役割が多いシングルマザー
母親と父親の両親2人で子育てをする場合、役割や仕事を分け合いお互いの負担を軽減することができます。しかし、シングルマザーの場合は本来なら父親が担うべき役割もこなさなければなりません。
母親として子供に寄り添って受け入れる包容力を持ちながら、父親のように家計を支えるために働く必要があります。1人で2人分の役割をこなさなければならないのがシングルマザーです。
無理に1人で抱え込まないように
シングルマザーにありがちなのが、2人分の役割をこなさなければならないからといって気負いすぎること。両親がいる家庭と同じようにしっかり子育てをしなければと考え、負担を増やして疲労やストレスを多く抱え込んでしまう傾向にあります。
しかし、負担が増えて余裕がなくなってしまっては本末転倒。子供は親の変化に敏感で、小さな変化にもすぐに気付きます。限界を迎える前に疲れた時や頑張った時などは、少し手抜きをしてみても良いのではないでしょうか。
家族や周囲の人を頼ることも大事
1人で全て抱え込むのは時間的にも体力的にも厳しいもの。時には周囲の人々を頼り、力を貸してもらっても良いのではないでしょうか。
周囲の人々を頼ることで自分の時間が確保できるため、趣味で息抜きをしたり、休養をとって疲労やストレスを解消したりすることができます。
助けてくれるか心配から1人で頑張り続けるという人も少なくありませんが、意外と周囲の人々は力を貸してくれるもの。思い切って悩みを打ち明け、サポートを求めましょう。
頼れる人は多い
周囲の人々を頼るといっても、どんな人を頼ったら良いのでしょうか。
代表的なのが親戚や近所の人、交際相手です。近くに親戚が住んでいる場合は第1に頼りたいところですが、遠くに住んでいる場合は近所の人を頼りましょう。「遠くの親戚より近くの他人」とはよく言ったもので、近くに住んでいる他人の方が頼りになる場合があります。
人だけでなく、自治体やNPO団体など相談窓口を設けている組織に相談をしてみるのも1つです。
負担軽減のために周囲の人を頼るわけですが、注意したいのが交際相手を頼る時。交際相手に経済的・精神的なサポートを求めすぎると知らぬ間に依存関係になっていることも。依存状態になると対等な関係ではなくなってしまい、関係性が悪くなってしまうことがあります。
自分が無理しないように注意しなければなりませんが、それと同じくらい周囲の人々に無理をさせないように注意してください。
シングルマザーが息抜きする時の注意点
息抜きをする場合に注意しなければならないのが愚痴や悪口。愚痴や悪口を言うことで息抜きになることもありますが、子供に聞かれないように注意しましょう。特に前の夫に対することは厳禁。子供が父親に対いして特別な思いを抱えていたとしても、母親を優先して感情を押し殺し、大きなストレスになることがあるからです。
飲み会やデートなどに行って息抜きをする時、「子供を連れて行く場合」と「子供を預ける場合」のそれぞれで注意しなければならないことがあります。
子供を連れて遊ぶ場合
デートに子供を連れて行こうとする場合、交際相手に子供を会わせるタイミングに正解はありません。交際相手との信頼関係や子供の年齢、子供への理解などが関係してくるため、子供と交際相手にそれぞれのことを話し、様子を伺いましょう。
実際に子供を連れてデートをする場合、母親の最優先が異性であると子供に思わせないように注意が必要です。また、父親になる可能性も考えられるため、母親と交際相手の関係性が気になるもの。笑顔やアイコンタクトなど、自然な仕草でお互いが深く信頼し合っていることを示すようにしましょう。
母親が信頼している相手であることを理解すると、子供も交際相手に心を開き、懐く傾向にあります。
子供を預けて遊ぶ場合
子供の年齢によりますが、子供をおいて飲み会などに参加する場合、自宅に1人で留守番させるよりは両親にお願いして預けた方がよいです。
飲み会は預ける場所が決まってから参加を表明し、誘われたからといって全ての飲み会に参加する必要はありません。翌日、朝早く出なければならない場合、自分にも子供にも負担がかかってしまいます。
基本的には飲み会への参加は避け、浮いたお金や時間を子供のために使うようにしましょう。数回に1回は参加するなど、条件を決めておくこともおすすめです。
子連れOKの飲み会のみに参加したり、連れOKか聞いてみるのも良いのではないでしょうか。
あくまでも子供が第一
体力的にも精神的にも限界を迎えそうな場合、周囲の人々を頼るなど息抜きは大事なことですが、息抜きのし過ぎには注意しましょう。子供は友達の家庭などを見て、父親がいることを羨ましく思っていることがあります。
シングルマザーの家庭になった事情や理由は様々ですが、状況に合わせて子供に寄り添うことが重要です。子供がわがままを言ったり、甘えたり、時には他人を傷つけてしまうことがあります。どれも親からの注目を集めたいために行う1種の愛情表現です。
子供を他の場所に預けたり、子供より交際相手といる時間が長かったりすると子供は傷ついてしまいます。
「最優先は子供」ということを忘れず、空いた時間でスキンシップを図るなど子供と親密な関係を築くように意識しましょう。
まとめ
今回はシングルマザーが息抜きをするための時間を確保する方法や、実際に息抜きをする時の注意点について解説しました。子供にとっての親は1人しかいませんが、親をサポートしてくれる人はたくさん存在します。
自分自身も子供も負担をかかえないよう、注意点を意識しながら適度に息抜きをするようにしましょう。
以下の記事では、バツイチ婚活におすすめのマッチングアプリを紹介しているので、よろしければご覧ください。