シングルマザーで再婚したいけれど、子持ちでもOKしてくれる理想の男性がいない、というお悩みはありませんか?
そんな時は、既に見知っている旧友のなかに、良い出会いがあるかもしれません。
今回は、同窓会で20年ぶりに再会した同級生と再婚をした、子供2人を育てるシングルマザーの婚活体験談を紹介します。
近いうちに同窓会があれば、参加してみてはいかがでしょうか。
34歳で離婚し、子供2人のシングルマザーになる。中学の同窓会で再会した同級生と再婚。
離婚した年齢 | 34歳 |
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再婚した年齢 | 37歳 |
再婚までの期間 | 3年以内 |
試した婚活 | 友達の紹介同窓会 |
育児ノイローゼ気味になり、年下の夫と離婚
3歳下の夫は、仕事の都合で県外出張が多く、月に5~6日ほどしか家にいませんでした。夫が好きな仕事ができて、それなりの収入を得られているのだから仕方がないと思うようにしていましたが、まだ幼い二人の娘の面倒を私一人で見なければならず、心が安まるときがありませんでした。
私は、父が経営する会社の経理を担当していて、住まいも父が立ててくれた一戸建てがあったので比較的恵まれた環境にはおりましたが心はすさむ一方でした。毎日帰ってきてくれる夫や、気軽に子守を頼める親がいる周囲の友人たちが羨ましくて仕方ありませんでした。
というのも、私自身も幼少期に両親が離婚しており、父親に引き取られて育ったため、経営者として働いている父親に子守を頼むこともできず思い返せばノイローゼ気味になっていたのだと思います。
授かり婚で、良い母親になろうと必死だった
授かり婚だったので、結婚と同時に子育てが始まり、年下の夫もどこか頼りなく私がしっかりしなければならないとの思いで良い妻、良い母になれるよう必死でした。
子どもが保育園で病気をもらってきたりして看病疲れで、県外出張中の夫に対して愚痴たっぷりの電話をかけたりしてしまうことや、帰ってきても疲れて寝てばかりいる夫に対して八つ当たりすることが次第に増え、口論が絶えなくなりました。
口論ばかりする私たち夫婦の姿を子どもたちには見せたくないとの夫の意向で、夫の方から離婚を切り出されました。ちょうど上の娘が小学校に入学する前に協議離婚が成立しました。
離婚後は、娘2人を育てる事に必死
とにかく二人の娘たちに寂しい思いをさせまいとして、最初は離婚したことを話していませんでした。元夫はほとんど家にいなかったので、「お父さんは仕事が忙しくてなかなか帰ってこれないんだよ。」と言ってごまかしていました。
長女が小学校に入ったタイミングでの離婚だったので私も慣れないことが多く、目まぐるしく過ぎていく日々に忙殺され、寂しいとか大変と考えている暇もありませんでした。
知人の再婚を機に、自分も恋愛からスタートしてみたくなった
離婚当初は、結婚はもうこりごり。娘たちを立派に成人させるまでは自分のことは後回しでいいと思っていました。
しかし、私と似たような境遇の知人が再婚して幸せな生活を送っていることを知り、一度きりの人生だからバツイチ子持ちの私と恋愛からスタートしてくれる人がいればラッキー、という軽い気持ちでご縁があれば再婚もありだなと考えるようになりました。
友達に紹介してもらうも、子持ちのために交際まで至らず
当初は、友人の紹介で数人の男性と食事へ行ったりもしましたが、やはり子持ちと聞くと男性側が引いてしまい交際までには至らないというパターンが続きました。
女性として見られたいという気持ちもありますが、どうしても自分は母親で子ども中心の生活ということは曲げられない事実です。
デートの約束をしても、子どもの病気でドタキャンしたり、時間にも制限が生じることを理解してくれる男性はいると思いますが、頭で考えるのと実際に経験するのとではかなり違います。
新しい出会いよりも、昔のつながりに目を向けてみた
やはり、結婚歴がなく、子どももいない人との婚活は時間を無駄にするだけじゃないかと思うようになりました。
私がバツイチ子持ちだからという理由で、最初から見下されているような態度を取られたこともありました。
理不尽な思いをしてまで婚活をする必要はないと思いながら私に合う婚活方法を模索する中で、一から人間関係を構築するのは面倒だな、つまり、小中高の同級生など何らかのつながりがある人がいいかもしれないなと思いはじめました。
中学の同窓会でバツイチの元カレと再開
そんなときに参加した中学校の同窓会で、偶然にも当時付き合っていた彼と再会しました。結婚したと聞いていた彼が離婚したことを知り、これはまさに運命と思い私から結婚を前提に付き合いたいと言ってアプローチをかけました。
中学生だったとは言え、昔は恋愛関係にあった旧知の仲だったので、変な気を使うこともしなくて良かったこと、そして彼が離婚経験者というのも私には好都合でした。
彼の離婚原因は、性格の不一致だったので特に問題には思いませんでしたし、結婚の酸いも甘いも経験している者どうし、そしてお互いの性格を知り尽くしていたのであっという間に再婚を考えるようになりました。
最初から正直に自分の離婚原因をオープンにしたことが良かったと思います。彼も、同様にオープンに話してくれましたし、良い人がいれば再婚もありかなと考えている人だったので早い段階で娘たちにも紹介して徐々に関係を構築していきました。
彼にも別れた奥様との間に息子さんがいますが、離婚したとき息子さんはまだ1歳で父親の存在をあまり良く理解できていなかったこともあり、彼は息子さんの将来のことを考え養育費は支払っているものの会わないという選択をしています。彼の子どもの成長を害するなら自分を犠牲にする精神にも心を打たれたところがあります。
この人なら安心して娘たちの育ての父親になってもらえるかもしれないとすぐに思えたことも再婚を決めた大きなポイントです。彼も子どもに会えない父親の辛さを理解しているので、元夫が娘たちに会うことにも理解をしてくれて感謝しかありません。
子供たちは再婚を受け入れてくれた
娘たちも実の父親=元夫、育ての父親ということを理解できる年齢になってきたため、十分に時間をかけて私と彼とで説明し生活を共にしていったので、割とすんなりと私たちの再婚を受け入れてくれました。
元夫のことをお父さん、彼のことをパパと呼び分けて順応してくれているのであらためて良かったなと思っています。
共通の友人が、再婚を後押ししてくれた
また、同級生ということもあり、共通の友人が多いので、友人の協力や後押しが得られたことも非常に大きかったです。
彼も、いくらなんでもトントン拍子に進み過ぎて、本当に再婚していいものか二の足を踏んでいたときがあったようですが、そういうときも共通の友人に相談して、心が楽になったと言っていました。
今では、友人家族と一緒に出掛けることや、子どもを少しの時間預け合ったりすることもできるようになり、ありがたいなと思っています。
再婚して心に余裕がもて、人に優しくできるようになった
女3人だとどうしても喧嘩ばかりなので、仲裁役となる男性がいてくれるだけで安心感が違うなと感じています。また、海水浴やキャンプなど、母親だけで連れて行くには限界のあるレジャーも、彼がいてくれることで可能となり、子どもたちが自然と触れ合う機会が増えて良かったなと感じています。
また、元夫が子どもを預かってくれている間に夫婦でデートに出かける時間も大切にしているのですが、女性として見てくれる彼がいることで忘れかけていた自分磨きを意識するようになり、友人たちにキレイになったとよく言われるようになりました。やはり、心の余裕が持てると人にも優しくできるようになるので良かったなと思います。
幸せをつかむためには行動あるのみ
人生は一度きりです。あなたが母であったとしても、あなたは一人の女性です。母としての人生も、女性としての人生も両方欲張ってもいいじゃないですか?
どうせ自分は・・・とか、卑屈なことばかり考えていると、幸せが逃げていくとはよく言いますが、自ら幸せを掴むためには行動あるのみです。自分の気持ちを大切にしてください。